【11月10日のいだてん】五輪担当大臣・川島が田畑に忍び寄る

 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」は、1909年に嘉納治五郎氏がIOC委員に選任された時点から、64年に東京五輪が開催されるまでの間、日本に五輪を招致するキーマンとなった2人の人生を描く。10日は第42話「東京流れ者」が放送される。

 1961年。3年後のオリンピック開催に向け、開発が進む東京。田畑(阿部サダヲ)は、政府が埼玉県内で進める選手村建設計画を中止させ、競技場に近い都心部に場所を確保しようと奔走する。田畑の意を受けた平沢和重(星野源)が、代々木の米軍基地を返還するようアメリカに訴えるが、それが大きな波紋を呼ぶ。政府によってオリンピック担当大臣に任命された大物政治家、川島正次郎(浅野忠信)が田畑に忍び寄る。

 “日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三と“日本にオリンピックを招致した男”田畑政治。物語の前半は金栗(中村勘九郎)、後半は田畑(阿部サダヲ)が中心となり、2人は“リレー主演”の形を取る。同様の方式は2000年の「葵 徳川三代」以来、19年ぶりとなる。

 勘九郎の父の故中村勘三郎さんは99年の大河ドラマ「元禄繚乱」に主演しており、故緒形拳さん(65年「太閤記」、82年「峠の群像」)と緒形直人(92年「信長 KING OF ZIPANGU」)に続く、史上2組目の親子での大河主演となった。

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