桂文枝が愛弟子・三金さんの通夜で号泣「三金のアホ!もっと一緒におってくれ」

 9日に脳幹出血のため48歳の若さで急死した落語家の桂三金さん(本名・奥野武志)の通夜が12日、大阪市内でしめやかに営まれた。参列した師匠の桂文枝(76)が報道陣の取材に応じ「三金のアホ!今まで仲良くやってきたのは何やったんや。三金、もっと一緒におってくれ」と絶叫。人目をはばからず号泣した。

 上方落語協会会長の笑福亭仁智(67)も「これからという時期だった。彼も信じられないというか、大変無念だったと思う」と目を真っ赤に腫らした。

 10日午前に、突然の報せを聞いたという仁智は「今でも、今でも信じられない」と言葉を何度も繰り返した。この日、斎場で無言の対面。三金さんは、生前と変わらぬ表情だったという。

 体重100キロを超える巨漢だった三金さんをしのぶように、祭壇にはポテトチップやフライドチキンが供えられた。仁智は「彼も“えぇ~、なんでや”と思っている」と、三金さんの無念の死を悼んだ。

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