Wヤング・平川幸男さん急死 春日八郎さんに憧れ入門前に歌手修業、レコードデビューも
横山やすし・西川きよしと並ぶ上方漫才の大スターだった漫才コンビ・Wヤングの平川幸男さん(ひらかわ・ゆきお、本名平川幸朗=こうろ)が11日、大阪市内の病院で死去したことが12日、分かった。78歳。神戸市出身。病気治療のため入院していたが、11日に容体が急変。帰らぬ人となった。通夜、告別式は家族葬で執り行われる。
平川さんは漫才の入門前、故春日八郎さんに憧れて3年ほど歌手修業をしており、73年にWヤングとしてシングル「楽屋人生」でデビューした。Wヤングで「帰れぬ女のブルース」(74年)、ソロで「人情横丁法善寺」(03年)などのシングルを発売。14年には長男で演歌歌手の秋岡秀治(53)とデュエットシングル「浪花の父子酒」を発売した。耐久カラオケのギネス記録も保持していた。また、毎日放送「脱線スカタン選手権」など、司会でも活躍した。