デビュー２０周年を迎えた国民的アイドルグループ・嵐の二宮和也（３６）が結婚したことが１２日、分かった。この日、代理人を通じて都内の区役所に婚姻届を提出。同日夜にファンクラブ限定の公式サイトで発表した。お相手は、かねて交際していた元フリーアナウンサーの一般女性・Ａさん（３８）。来年いっぱいでの嵐の活動休止を前に、ニノがメンバーの先頭を切ってゴールインした。Ａさんは妊娠していないという。二宮本人の会見は行わない。挙式・披露宴などは未定。

　二宮が嵐では最初の既婚者となった。嵐のメンバーは、３６歳の二宮をはじめ、松本潤（３６）、相葉雅紀（３６）、櫻井翔（３７）、大野智（３８）と全員が３０代中盤を超えている。

　グループは今年１月に２０２０年いっぱいで活動を休止すると発表しており、再来年からソロ活動に入れば、“国民的アイドルグループ”に結婚が与える影響は少なくなるという見方もある。さらに、ファンとともに２０周年という節目を迎えたことが、近年の“ジャニーズの結婚の法則”にも合致する形となった。

　ジャニーズ事務所では“長男坊”といわれる近藤真彦が２９歳で結婚。木村拓哉は００年に２８歳で２歳年上の歌手・工藤静香と結婚。しばらく間隔があき、０７年、Ｖ６の井ノ原快彦が女優・瀬戸朝香と結婚した。

　１５年以降は、“２０周年越え＆アラフォー”の傾向が強まっている。１４年に２０周年を迎えたＴＯＫＩＯでは国分太一が１５年に元ＴＢＳ社員と、１５年が２０周年だったＶ６では１６年に長野博が女優・白石美帆と、１７年に岡田准一が女優・宮崎あおいと、１８年に森田剛が女優・宮沢りえと結婚。今年９月２８日にはＴＯＫＩＯのリーダー・城島茂が２４歳年下のタレント・菊池梨沙と結婚したばかりだ。

　法則に加えて“年に１人ペース”で結婚発表が行われていたが、二宮の結婚でペースは崩れた。果たして“結婚ラッシュ”に続く者が出るのか…。