橋下徹氏「功労者を称えるのは園遊会で十分」 桜を見る会即中止を改めて訴える
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が13日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演。野党から追及されている安倍晋三首相が行う「桜を見る会」について「功績功労者を称えるのは園遊会がある」「園遊会で十分」との認識を示した。
番組では、公費が使われ、年々費用が増加していることや、安倍首相の後援会関係者が多数招待されていることなどで野党から追及されている「桜を見る会」について特集。自身のツイッターでこの会を「即中止すべき」などと訴えている橋下氏に生出演してもらい、話を聞いた。
橋下氏は「まず、安倍さんと二階さんは、政治と行政の区別、理解全くできてませんね」と切り出し、「僕が即刻切るべきだというのは、野党の追及の仕方にも心配があった」とコメント。野党が桜を見る会を「私物化するな」としていることに、「ならば桜を見る会は認めた上で、基準があればやってもいいという形になってしまう。それは違う」と、追及の仕方次第では、桜を見る会が存続してしまうことを懸念した。
「整理をすると全く意味のない会」と言い切り、「功績功労者を称えるのは、園遊会がある」と指摘。「首相が国民の皆さんと懇談するのはあってもいいが、桜を見て国民の声を聞く必要はない」とも語り「特にお酒と食べ物提供される場で懇談会をやる必要はなくて、功労者を称える会なのか、国民の声を聞く場なのか。功労者を称えるのは園遊会で十分」としていた。