ビートたけし事務所、役員のパワハラ報道を否定「事実に反する」
タレントのビートたけしが所属するT.Nゴンが14日、報道各社へFAXを送信し、この日発売の週刊新潮の報道に対し「いずれも事実に反し、当社らに対する訴訟は全くの不当訴訟」とのコメントを発表した。
週刊新潮には、たけしの弟子で運転手だった男性がT.Nゴン相手に損害賠償を求め東京地裁に提訴したという記事が掲載されている。同社役員によるパワハラで自律神経失調症を患ったと訴えている。
これにT.Nゴン側は「本日発売の『週刊新潮』に掲載の、当社所属タレント、ビートたけしに関する記事において、当社役員が、ビートたけしの弟子である運転手に対してパワーハラスメントを行うなどしたとの内容が報じられておりますが、いずれも事実に反し、当社らに対する訴訟は全くの不当訴訟というほかございません」と真っ向反論。
この男性については「本人からの強い希望があり弟子入りを認めた」と説明し、俳優志望という男性のために「出演の機会をご紹介したり、仕事の現場に同行させたり、運転手の手伝いをしてもらい、その分のお手当をお支払いするなど、当社として出来る限りの応援をしていました」と説明。
だが「詳細の公表は差し控える」ものの、男性に問題行動があったことから、最終的には男性側から弟子を辞めるとしたという。
「このような状況下で高額の損害賠償を求める提訴を見て、理解に苦しんでおります」としている。