西村まさ彦のサンシャインボーイズ以前を大物脚本家が明かす「すごく色っぽかった」
俳優・西村まさ彦(58)が劇団「東京サンシャインボーイズ」で人気を博す前の時代を、「セカンドバージン」、「家売るオンナ」などのヒットドラマで知られる脚本家の大石静氏が15日、NHK総合の生番組「あさイチ」で明かした。
西村は三谷幸喜氏率いる東京サンシャインボーイズの看板俳優として注目を集め、テレビや映画でもスターになっていったが、それ以前は新劇の劇団文化座に在籍。「西村さんは文化座って劇団の研究生っていうのかしら。私が劇団をやっている頃に書いた戯曲を研究公演にしたいというふうに文化座から依頼があって、私は一応作者なので稽古見に行ったりなんかして」というのが出会いだった。
大石氏は「圧倒的に西村さんだけがステキだった。『あなただけがいい!』って指さして。背も高いしすっごく色っぽかったです。かわいらしいし、でもちょっと毒もあるし、そういう魅力にあふれていました」と、原石の輝きを証言。
「みんなで飲みに行っても『じゃあ西村くん、一緒に帰りましょう!』なんて言って一緒に帰ったりして、露骨エコヒイキで仲良くなったんですね。それでうちにも遊びに来るようになって、うちの夫とも仲良くなって、その頃はバイトしたりなんかしていてお金も無かったから、うちでよくご飯食べて、うちに泊まって、夫と私と西村くんと3人で暮らしてるような感じで」という深い親交を結んだという。
当時は「ニシ」「シズカ」と呼び合っており、「友達のような、姉弟のような、でも恋人手前みたいな、その感じがすごく心地よかったんじゃないでしょうかね」と、スペシャルな関係を振り返った。また、30代の西村について「ホントにモテモテでしたね。女の人の気持ちをキューッと引きつけるのはすごかった。独特のフェロモンを出していましたね」と明かしていた。