ナイナイ岡村と中居 5年間の絶交理由を告白「わざと松本さんがいてるとこに…」
ナインティナインの岡村隆史(49)が15日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で、芸能界での初めての友人という司会のタレント・中居正広(47)と5年間絶交していたことをテレビで初めて打ち明けた。
テレビ番組での共演で知り合い、1996年からプライベートでも友人関係になった2人だが、99年に大ゲンカ。5年間の絶交に突入した。「話したことはない」と声をそろえる絶交の原因は、本人の責任では全くないがダウンタウン・松本人志(56)。翌朝、早かった岡村が、中居と食事しに入った中居の知っている居酒屋で「奥の座敷に松本さんが座ってはった」(岡村)という。ココリコと山崎邦正(現月亭方正)も一緒だった。
当時のダウンタウンは「ホントに真剣振り回してはった(ように思えるほどとんがっていた)」という存在だけに、岡村は「うわ!松本さんや!と思って、緊張してもうて」。松本は2人を同席させようとしたが、岡村は「討ち殺されると思って。(ダウンタウンとは)付き合いがホントなかったですから。もう怖くて、松本さんが」という状態。岡村が「すいません、明日朝早いんで帰ります」と松本に言ったところ、一緒に帰ってくれるものだと思っていた中居は「あっそう。じゃあね」と残ったという。
帰宅した岡村は「わざと松本さんがいてるとこにコイツ俺を連れてったんちゃうか」と疑心暗鬼にかられ、電話で追及。否定する中居に「知っててお前は俺を連れて行った!ひと言も喋らなかった!しゃべってもいないのにすごい傷を負った!」と激高したという。
中居は翌日、岡村から電話でまたもや責められ、「収めたいだけ」で謝ったものの、岡村は「もうエエわ。中居くんエエ」と拒絶。岡村自身「俺もあんなん初めて」という怒りだったという。
なお、舞台になった居酒屋は、中居が当時一緒にレギュラーをやっていた邦正と出川哲朗と行ったことがあった店だったといい、中居は松本がいることを知らなかったという。
岡村は「そんなことなんですけど、僕にとってはすごいデカいこと」で、中居と絶交。絶交中もテレビ番組で一緒に99年と2002年の2回、日本一周することに。「あたかも仲いいかのように」(岡村)振る舞ったが「お互い苦しい」(中居)仕事だった。
和解したのは2004年、フジテレビ「27時間テレビ」の総合司会を中居とナイナイで担当した際。岡村は中居の真面目さを目の当たりにして「中居ありがとう。助かったわ」と感謝し、仲直りを果たしたという。