上沼恵美子 逮捕の沢尻容疑者バッサリ「そのまんまの子でしたね」
タレント・上沼恵美子(64)が17日、大阪・万博記念公園で開催された「ABCラジオまつり」に参加。新曲「時のしおり」などを歌唱した。合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者(33)を一刀両断するなど、トークでも大観衆を盛り上げた。
黒いロングドレスで登場した上沼は「どうも、みなさん!」と元気に呼びかけ、代表曲「大阪ラプソディー」を軽やかに歌唱。満員の聴衆の大拍手と歓声を浴び、「ありがとうございました~!」と声援に応えた。
歌の合間のトークでは「沢尻エリカさん。えらいことになりました。あの子はそやけど、そのまんまの子でしたね」と毒舌でジャブ。「ああいうこと(逮捕)があると、必ず『別に…』が(テレビで)流れるから」と07年の映画舞台あいさつでの不機嫌全開モードの態度を振り返り「ホンマに感じ悪いのも程がある」と声を張り上げ、バッサリ。上沼の毒舌を期待した観客からは爆笑が起こった。
さらに、ワイドショーが“沢尻一色”となることを予想し、「楽しみやわ~」とさらなる毒で盛り上げていた。
上沼は映画「パッチギ!」(05年)出演前のデビューまもないころの沢尻容疑者と料理番組で一緒になったことを振り返り、「その時、かわいい感じで。私の(作った)豆ごはん、お代わりして。おいしい、って」と初々しい時代を懐かしそうに思い出し、「奥さん、人間、わからんね」と観客に絶妙の間合いで語りかけ、笑いを誘っていた。
長く芸能界の浮き沈みを見てきた上沼は「この世界は孤独ですから。頂点にいくほど酸素が薄くなる」とも語った。
「時のしおり」は書き下ろし曲としては「涙の重さ」(09年8月発売)以来10年ぶり、セルフカバー曲「あかんたれ」(15年9月発売)以来のシングル。上沼は同曲など3曲をステージで熱唱し、CD購入者との握手会も行った。