松竹オーディション、グランプリに中学2年生・古川あかりさん…2000人の頂点
「松竹ジャパングランプリ全国オーディション2019」の最終審査が17日、都内で行われ、神奈川県出身の中学2年生の古川あかりさん(13)がグランプリに輝いた。
3分間のアピールタイムでは、大勢の審査員の前でミュージカル曲「ダンスはやめられない」を堂々と熱唱。応募者2000人の頂点に立った古川さんは「取れると思っていなかった。本当に幸せです」と大粒の涙を流した。
小学1年生の頃から歌を習い続けている生粋の音楽少女。幼い頃から「ミュージカル女優」に憧れており、父の勧めでオーディションの門を叩いた。両親が見守る中、夢に一歩前進した古川さんは「緊張したけど出せる力を全部出せた」と手応えをにじませた。
今後、古川さんは松竹芸能もしくは松竹エンタテインメントと専属契約を結び、松竹映画・舞台作品などに出演する予定。憧れの歌手である新妻聖子(39)を引き合いに「幅広く活躍できるミュージカル女優になりたい。新妻さんとも親子役で共演したい」と夢を膨らませていた。