蒼井優 女優業のバイブルは山崎努の著書…TAMA映画賞授賞式で

第11回TAMA映画賞の授賞式に出席した蒼井優=東京・中央大学多摩キャンパスクレセントホール
第11回TAMA映画賞の授賞式に出席した(下段左から)清水尋也、シム・ウンギョン、鈴木卓爾監督、前田敦子、井浦新、蒼井優、中野量太監督、岸井ゆきの、成田凌=東京・中央大学多摩キャンパスクレセントホール
第11回TAMA映画賞の授賞式に出席した(下段左から)鈴木卓爾監督、前田敦子、井浦新、蒼井優、中野量太監督=東京・中央大学多摩キャンパスクレセントホール
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 第11回TAMA映画賞の授賞式が17日、東京・八王子の中央大学多摩キャンパスクレセントホールで行われ、最優秀女優賞に輝いた蒼井優(34)、同じく前田敦子(28)、最優秀男優賞の井浦新(45)らが出席した。

 蒼井は「長いお別れ」、「宮本から君へ」、「斬、」に出演し、さまざまな役柄を演じ分けたことが高く評価された。中でも、山崎努(82)が認知症が進んでいく父を演じた「長いお別れ」は最優秀作品賞と山崎自身も最優秀男優賞を受賞。三冠獲得の栄誉となったが、蒼井は「難しかったですね。(脚本について)監督の考えていることと、私が受け取っていたことに差があった。それが埋められていたのか不安でしたが、こうして選んでいただいてホッとしています」と明かした。

 山崎は所用のため、式には出席しなかったが、蒼井は山崎の著書「俳優のノート」を女優業のバイブルとしているだけに、今回の共演も今後の糧になったという。蒼井は「(山崎を)また好きになりました。リハから本番にかけて、いつも挑戦している。自分みたいなキャリアでは、もっと大胆に挑戦して行かなければと思いました」と目を輝かせた。

 会場に近い東京・日野市出身の井浦は「生まれ育った完全な地元で賞をいただくのは感慨深いものがある」と喜んでいた。

 ◆主な各賞 最優秀作品賞=「嵐電」「長いお別れ」 最優秀男優賞=山崎努、井浦新 最優秀女優賞=蒼井優、前田敦子 最優秀新進男優賞=成田凌、清水尋也 最優秀新進女優賞=岸井ゆきの、シム・ウンギョン

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