【11月18日のスカーレット】第43話 修業3年、下っ端絵付師の喜美子の新デザインは?
【先週のあらすじ】
火鉢の絵付師・深野(イッセー尾形)の元で学びたいが、家事で忙しい喜美子(戸田恵梨香)には無理だ。家を訪れたちや子(水野美紀)の活躍を聞いて思わず号泣する。母のマツ(富田靖子)も画策するが、父の常治(北村一輝)が許すはずもない。喜美子は深野の本当の姿を知り、より師事したいと願うように。そんな折、常治が酒場で深野と知り合い心変わりし、ついに喜美子の弟子入りがかなう。
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喜美子が深野の弟子になって3年。21歳になった喜美子は、修業の末に絵付師の下っ端として認められ、忙しい毎日を過ごす。丸熊陶業の火鉢生産は好調で、喜美子は深野から新デザインを考えるように言われる。それから数日、喜美子は妹の直子(桜庭ななみ)や百合子(福田麻由子)に家事を手伝ってもらい、デザイン案を考える。火鉢を使ってくれる人を想像し、思いついたのは…。
「スカーレット」は、滋賀県の信楽で陶芸家として道を切り開いていく川原喜美子の物語。理想の信楽焼を求めて、土と炎に向き合う女性の波乱万丈の半生を描く。連続テレビ小説への出演は「オードリー」以来2回目となる戸田恵梨香がヒロインを演じる。脚本は「夏子の酒」「ホタルノヒカリ」シリーズなど、数多くの作品を手掛けてきた水橋文美江氏のオリジナルストーリー。