三浦瑠麗氏、沢尻容疑者逮捕で「人間失格」など出演作のお蔵入りを危惧
国際政治学者の三浦瑠麗氏が17日、ツイッターに新規投稿。合成麻薬MDMAを所持した麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者について、出演作品が“お蔵入り”する可能性を危惧した。
三浦氏は「沢尻エリカさんを芸能界から追放すべきとの発言がTVであったとか。今朝の日曜報道でも言った通り、私はそう思わない」と切り出し、「例えば蜷川実花さん監督の『人間失格』とか、素晴らしい作品がこの事件をきっかけに埋もれたりTVで放映できなくなったりすることはあってはならない」と訴えた。その上で「薬物はダメといえばいい」とつづった。
沢尻にとって主演映画「ヘルタースケルター」(2012年公開)以来となるタッグを組んだ蜷川実花監督の新作「人間失格 太宰治と3人の女たち」は今年9月13日に公開。主演は太宰治役の小栗旬で、沢尻は太宰の子どもを産んだ愛人の太田静子を演じている。逮捕から一夜明けた17日も関東や関西などで上映は続いているが、SNSなどでは同作のソフト化を危ぶむ声もあり、今後の対応が注目されている。