美保純 大河撮り直しに「私ならものっすごいイヤ」沢尻容疑者逮捕で
女優・美保純が20日、水曜レギュラーを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」に出演。沢尻エリカ容疑者が麻薬取締法違反で逮捕され、NHKが大河ドラマ「麒麟がくる」が撮り直しを余儀なくされている問題についてコメントした。
沢尻容疑者は、斎藤道三の娘で、後に織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)役で、来年1月5日の第1話から登場するはずだった。重要な役どころで、今年6月にクランクイン。すでに10話分を撮影ずみだったという。
放送開始までわずか1カ月半。年末年始の多忙な時期に代役を探さなければならないことになっており、美保は「大変ですね」と一言。「でも最初から撮り直すの、いいと思う。沢尻さんに合わせて芝居してるから、人(代役)によって芝居の力量変わるから」とイチから撮り直すことには賛成だとした。
一方で、気持ちとしては「ものっすごいイヤ」ときっぱり。「私だったら、もう1回撮り直す、って言われたら、ショックですよね。ガッカリしますよね」と演じる側の立場からほかの出演者の心情を察した。
自身は舞台で代役を演じたことがあるそうで、「台本できて、その女優さんが気に入らない、って降りちゃった(降板した)んです。本当だったら受けられないようなすごくいい役、ヒロインだったから、ありがたかった」と余計なプライドよりも、素直に“いい役”をもらえたことに感謝したことを明かした。
また代役を務める女優には「気にせず!」とエールを送っていた。