女優木内みどりさん死去 脱原発、アベ政治にNO…亡くなる前日に原爆ドーム写真
女優の木内みどりさんが18日に急性心臓死で亡くなったことが21日、分かった。69歳。ツイッターで発表された。本人の遺志ににより、通夜、告別式は行わず、「家族のみでお別れをいたしましたことをご報告いたします」としている。
2011年3月11日の東日本大震災を境に、意識が変化したことで、脱原発、戦争反対を訴え続けた。「アベ政治」にもNOのプラカードを掲げ続けた。
公式サイトでは「原発事故は人災、防げた事故。」と記し、「『騙されて』きた自分はなぜ騙されたのか。大きな新聞やテレビ・ラジオもほんとうではないことを報道することがあるし、大きなスポンサーが展開するものには『嘘』と『ほんと』が入り交じっていることにも気がつきました」という思いをつづっていた。
亡くなる前日の17日午後4時すぎには広島市内にいたと思われ、ツイッターには「広島市内、散歩中」のメッセージとともに、原爆ドームの写真などを掲載していた。