今井翼が来年2月のシスティーナ歌舞伎に出演 メニエール病「順調に体調も回復」
2018年9月にジャニーズ事務所を退所した元タッキー&翼の今井翼(38)が、徳島・大塚国際美術館で行われる第十回システィーナ歌舞伎「NOBUNAGA」(2020年2月13~16日)に出演することが25日、都内で行われた製作発表で明らかにされた。主演は歌舞伎俳優の片岡愛之助(47)。
今井は14年10月に大阪松竹座で上演された愛之助主演の「GOEMON 石川五右衛門」で歌舞伎デビュー。今井は13年に同劇場で上演された同作を観劇していたといい、愛之助は「宙乗りしているときに、ふっと見たら翼くんがいたんですよ。キラキラした目で拍手しているのを今でも覚えています。終わって楽屋にいらっしゃったのが初対面だった」と“なれそめ”を披露。「彼は『本当に感動しました』って言うのでそこで『次回やるとき一緒に出る?』って言ったら『本当ですか?』って盛り上がりました」と、今井が歌舞伎に出演するきっかけを明かした。
公私共に今井と仲が良いという愛之助は「本当にまじめな人で取り組みが早い。真摯(しんし)なところもあって、ちゃめっ気のあるとこをも大好き。ご飯も食べに行きますし、LINEもします」と話した。
この日、会見に今井の姿はなかったが、「このたび、第十回目となるシスティーナ歌舞伎に出演させていただくことになりました。おかげさまで順調に体調も回復しており、来年2月の公演に向けて、さらに万全を期して準備をして参りますと思っております」とコメントを寄せた。体調に関しては愛之助も「(心配は)ありません。会ってご飯も食べていますけど、顔色も良くという感じです」と太鼓判を押した。
今井は18年にタッキー&翼を解散し、事務所も退所。同年に再発したメニエール病について「病気を克服し、心身共に健康な状態になることに専念したい」としていた。同年12月29日にテレビ朝日系で放送された「超豪華!!最初で最後の大同窓会!8時だJ」ではタキツバとして2曲を披露。同年大みそかに東京ドームで開催されたジャニーズのカウントダウン公演でも、滝沢秀明・現ジャニーズ事務所副社長のラストステージで滝沢氏と共演している。