紅ゆずる 宝塚退団後初コンサートで男性と初共演、金爆の歌広場淳も出演
宝塚歌劇団を10月に退団した元星組トップスターの紅ゆずるが25日、大阪市内で、退団後初コンサートとなる「紅-ing!!」(2月6~9日、大阪・梅田芸術劇場。同13~15日、東京国際フォーラム)をPRした。
退団から1カ月以上が経過した紅は「退団された上級生が『どうやって男役を抜けていいか分からない』と言われていた意味がよく分かる」と、笑いながら現状を報告。公演タイトルを「『紅、続行』の意味」とした紅は、「『NEW紅』とか考えたけど、今までやったことにプラス、何かすることに決めた」と明かした。
内容の詳細は未定だが、「笑っていただける場面があればいい」と大阪出身らしく希望。宝塚大劇場でのサヨナラショーに現れた劇場案内係「紅子(べにこ)」の再登場は「分からない」とした。
男性2人の出演も決定済みで、退団後に新たにしたことをネイルのみと告白した紅は「男性との共演は初めて。男性をずっと研究してきた。服装や髪型も気になる。逆にドレスを着たら、何をしていいか分からない。男性を両脇に置けば、女性っぽく見えるかも」と戸惑いつつ話した。
コンサートには紅ファンというゴールデンボンバーの歌広場淳も出演(大阪、東京各1公演)。紅は「在団中からすごくファンでいてくださってる。一般のファンの人が踏み込めないところで、皆さんが聞きたいことを聞いてくださるかなと思った。ファンの人とのパイプは太くいたいと思うので」と、ファンの“代弁者”としてのオファーと説明した。
松竹エンタテインメント所属となった紅は「宝塚の舞台にしか興味がなかった。男役しかやってないけど、新たなものを舞台上で発見できれば」と役者業に意欲を見せ、「絶対直らない大阪弁を使って、いろいろな番組とかに出演させていただければ」と、今後の目標を掲げた。