田中要次 「HERO」の「あるよ!」は「固定されたセリフじゃなかった」

 俳優の田中要次(56)が25日、NHK総合の生番組「ごごナマ」に出演し、俳優・木村拓哉主演の大ヒットドラマ「HERO」(2001年)で自身が演じたバーのマスターが発する名ゼリフ「あるよ!」の誕生秘話が明かされた。

 田中は「最初は違うセリフだったんですよ。固定されたセリフじゃなかったんですよ」と、「あるよ!」は決めゼリフではなかったことを証言。また、「過去に人をあやめたことがあって」と、「心の中」で勝手にマスターの役作りをしていたことを明かした。

 「HERO」の演出を担当した鈴木雅之氏は、VTRで「田中要次をすごい目立つようにしたいという感じがあって、やってる時も『これから田中要次をひいきしてくから』ということで、(ドラマの)ポイントにしてくっていうのはやってたんですよね、当時。ここ(『あるよ!』)で遊べるなって感じがしたというかね」と、「あるよ!」を田中の決めゼリフとして固定した理由を説明した。

 「回を重ねるごとに人の反応が増えてったみたいな。『あるよ!』ってセリフが定着してからは、家の近所のお店に行っても人がついて来ちゃって。コンビニに行こうと思ったのに入れないでかえって来ちゃったりとか。本屋さんに行ったら対面の学生たちどうする?どうする?って話してるから、店出づらくなっちゃって、これがテレビの力なのか」と、「HERO」の反響の大きさを回想していた。

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