橋下徹氏 小泉進次郎氏に「僕1人が悪口モード」 妻からもダメ出し

 元大阪市長の橋下徹氏が30日、カンテレ「おかべろ 2時間半生放送SP」に出演。小泉進次郎環境相について“橋下節”を炸裂させた。

 「小泉さんの人気はすごくて、今日はウチの妻からも『小泉さんのことはもうあんまりムチャ言うたらアカン』って言われてるんです。僕1人が今、小泉さんの悪口モードに入ってるみたいなんでね…」と妻からも進次郎氏に辛口なコメントをしないように、とクギを刺されていることを苦笑いで明かしながらも、「だけど大臣だから頑張ってほしいし、ちゃんとやってほしいし」「若いから頑張ってほしいんだけど」と期待の大きさから、あえて苦言を呈していることを訴えた。

 進次郎氏といえば、環境大臣就任後、何を言っているか分からないとして、発言が“小泉ポエム”などと批判を浴びた。9月に福島を訪問し、4町長と対談した際には「福島県民の皆さんとの約束だと思っている。その約束は守るためにあるもの。私は健康、でいられれば、その30年後の約束を、守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います。だからこそ果たせる責任もあると思います」などと話した。

 この発言について、橋下氏は「その発言の前に、『30年後、自分が何歳になってるか考えています』って一文があるんですよ」とツッコミを入れ、「考えなくていいんです。そんなん、いらないもん」と苦笑い。これらの発言がバッシングされていることに、「問題は、東京の政治部。政治部の記者がだらしない!『何言ってるか分からないですよ』ぐらい言やあいい。東京の政治部はなーんかこのへんね、弱い」と取材する側の弱腰ぶりもバッサリ斬った。

 大臣就任後の発言がバッシングを浴び続けたことで、「こんだけ叩かれたんで、(官僚が用意した)紙読んでますね。今、勉強し始めて官僚が作ってることを言うようになってる」と指摘していた。

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