宝塚星組美貌の若手娘役・星蘭ひとみ、異例の映像を中心に!組替えで専科入り
宝塚歌劇団星組娘役の星蘭(せいら)ひとみが12月23日付で専科に組替えすると11月30日、同劇団が発表した。星蘭は今後映像を中心に活躍するという。
星蘭は2015年入団の若手で、スラリとしたプロポーションと華やかな美貌が人目をひく。同年放送のNHKドラマ「経世済民の男 小林一三」にタカラジェンヌ役で出演。7年目までの生徒で上演される新人公演では、「ベルリン、わが愛」(17年)、「ANOTHER WORLD」(18年)で2度ヒロインを務めた。
宝塚では1956年に映画専科が設立され、故八千草薫さんや、元参院議長の扇千景さんが所属。映画専科がなくなったあとも、1970年後半~80年代前半には遙くららさんが数々のテレビに出演し、NHK連続テレビ小説「ぴあの」(94年前期)のヒロインを純名里沙が演じたり、鮎ゆうきがTBSのドラマに主演した。また黒木瞳も情報番組のアシスタントを務めたこともあった。
だが近年は単発での歌番組出演や、ドラマではタカラジェンヌ役などの出演がほとんど。情報番組にレギュラー出演したり、連続ドラマに出演することはなくなった。
今回、星蘭が所属する専科には13人いるが、いずれも入団17年目以上で、各組に客演する形で舞台の脇を締めることが多い。星蘭のように若手の娘役スターが映像を見据えて配属されるのは異例。劇団では「現在発表できるものはなく、決まり次第お知らせする」としている。