ピンク・レディー、スタ誕オーディション会場を再訪 ケイ「何か興奮しています」

観客を背に笑顔でポーズをきめるピンクレディの未唯mie(左)と増田惠子=東京・有楽町よみうりホール(撮影・金田祐二)
笑顔で舞台あいさつに登場したピンク・レディーの未唯mie(左)と増田惠子=東京・有楽町よみうりホール(撮影・金田祐二)
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 ピンク・レディーのミーとケイこと未唯mie(61)と増田惠子(62)が1日、東京・有楽町のよみうりホールで行われた、テーマ曲を担当する映画「映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか」(13日公開)の完成披露試写会にサプライズゲストとして登場し、1976年のデビュー44年目にして初めて2人で映画の舞台あいさつを行った。

 未唯mieは「2人そろってこういう場に立たせていただくのは本当に久しぶりなので、新鮮な気持ちで立たせていただいています」と笑顔。増田は「よみうりホールは、私たち2人が『スター誕生!』の予選の前にオーディションを受けに来た会場です」とエピソードを明かし、「すごく思い出が詰まった私たちのルーツ、最初の場所ですので、何か興奮しています。1975年の夏にこちらでオーディションを受けました。奇跡でもあり偶然でもあり、不思議な気持ちです」としみじみ語った。

 今作のテーマ曲「メテオ」は、2人にとっては15年ぶりにレコーディングした“新曲”。現状では発売や配信の予定はなく、劇場でしか聴くことができないという。未唯mieは「とても人気の映画で、ニュースで拝見してた“あの映画”からのオファーということで、すごく光栄でうれしく思った」と、オファーを受けた際の感想を明かし、増田はレコーディングについて「2人での最後のレコーディングになるかもしれないから、最高の音を出しましょう、と未唯mieと約束してやった」と語った。

 2人はテーマ曲だけでなく、別の形でも今作に関わっているという。未唯mieは、自身が作成した絵本のキャラクター「モコちゃん」が作中に登場。増田は声優として参加しており、「すぐに分かると思うので、ぜひ映画を見てください」とアピールした。

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