やくみつる氏が「おむすびころりんクレーター」を「ねじこんだ」 流行語大賞選考委員
漫画家のやくみつる氏が2日に発表された「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」についてコメントを発表。トップテンには入らなかったものの、ノミネート語30に選ばれた「おむすびころりんクレーター」は、やく氏が「ねじこんだ」と打ち明けた。
この日発表された新語・流行語大賞だが、11月6日にはそれに先立ち30のノミネート語が発表された。
その中に「これが流行語か?」などと注目を集めたのが「おむすびころりんクレーター」だった。これは小惑星探査機・はやぶさ2がリュウグウ表面につけた人工クレーターの愛称。
発表後は案の定?初めて聞いた人も多く、ネットでは「何?神話?」「初めて聞いたぞ」などとざわつきを見せていた。
これにやく氏は「今年、主宰の『現代用語の基礎知識』が大幅リニューアルされたのを機に、新語・流行語の選び方も個人的に変えてみた」と告白。それが「おむすびころりんクレーター」だったという。
「この認知度2%(やく調べ)の新語を敢えて候補語にねじこむことにより、案の定、世間の反応は『???』であった」と、予想通りの展開になったと明かし「けれどこのことにより、認知度を高めることが出来たかも。そんな『新語』があってもいいと、個人的には思う」とのコメントを発表した。