やくみつる氏が「おむすびころりんクレーター」を「ねじこんだ」 流行語大賞選考委員

 やくみつる氏
 「ONE TEAM」で流行語年間大賞に選ばれた森重隆・日本ラグビーフットボール協会会長(前列中央)とトップ10に選ばれた(前列左から)「闇営業」の藤田康雄FRIDAY編集長、「軽減税率」の秋葉弘道・アキダイ代表取締役社長、「#KuToo」のアクティビスト・石川優実さん、「○○ペイ」の中山一郎PayPay代表取締役社長、「計画運休」の水嶋智・国土交通省鉄道局長、「令和」の御田良知・坂本八幡宮宮司、「タピる」のたぴりすと。の奈緒さん、華恋さん(後列左から)選考委員の姜尚中氏、金田一秀穂氏、俵万智さん、室井滋さん、辛酸なめ子さん、やくみつるさん、大塚陽子編集長=帝国ホテル
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 漫画家のやくみつる氏が2日に発表された「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」についてコメントを発表。トップテンには入らなかったものの、ノミネート語30に選ばれた「おむすびころりんクレーター」は、やく氏が「ねじこんだ」と打ち明けた。

 この日発表された新語・流行語大賞だが、11月6日にはそれに先立ち30のノミネート語が発表された。

 その中に「これが流行語か?」などと注目を集めたのが「おむすびころりんクレーター」だった。これは小惑星探査機・はやぶさ2がリュウグウ表面につけた人工クレーターの愛称。

 発表後は案の定?初めて聞いた人も多く、ネットでは「何?神話?」「初めて聞いたぞ」などとざわつきを見せていた。

 これにやく氏は「今年、主宰の『現代用語の基礎知識』が大幅リニューアルされたのを機に、新語・流行語の選び方も個人的に変えてみた」と告白。それが「おむすびころりんクレーター」だったという。

 「この認知度2%(やく調べ)の新語を敢えて候補語にねじこむことにより、案の定、世間の反応は『???』であった」と、予想通りの展開になったと明かし「けれどこのことにより、認知度を高めることが出来たかも。そんな『新語』があってもいいと、個人的には思う」とのコメントを発表した。

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