流行語大賞 芸能界は「闇営業」のみ 受賞者は宮迫…ではなく「FRIDAY」編集部
今年度の「新語・流行語大賞」のトップ10に芸能界から選ばれたのは、「闇営業」のみだった。選考委員の姜尚中氏(69)は、総評で「芸能界にパワーがなかった」と発言。辛酸なめ子氏(45)も「闇営業騒動で笑いに対するスタンスが一度リセットされ、『スマイリングシンデレラ』とか『あえて笑わない』とか、多様性が受け入れられた」とした。
「闇営業」での受賞者は、当該問題をスクープした週刊誌「FRIDAY」の編集部。代表して表彰式に登場した編集長の藤田康雄氏は「受賞者は宮迫博之さんではないかという声もありましたが」と笑いを誘いつつ、「この言葉は『FRIDAY』が使用するまで日本でほぼ使われていなかったのでは」と話した。