栗原はるみさん、亡き夫思い涙、涙 料理はすべて試食しジャッジ「それを支えに38年…」

 料理家の栗原はるみさんが3日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。8月に亡くなった夫で元テレビキャスターだった栗原玲児さんとの思い出を涙ながらに語った。

 栗原さんは冒頭から、夫のことを聞かれ涙、涙。玲児さんのVTRを見るとハンカチを出して「かっこいいですね…」と再び涙をぬぐった。

 玲児さんは「モーニングショー」「スター千一夜」などでキャスターを務めていたが、栗原さんのサポートをするためにテレビ出演をしなくなったという。「私の今までの料理は全部彼の口を通してジャッジ。全部食べて『いい』とか『悪い』とか。それを支えに38年やってきた…」と振り返り「すごくおいしいと『たいしたもんだ』と。ダメな時は『ありえない』と」と言われて料理の腕を磨き続けたという。

 玲児さんは昨年、肺がんで余命宣告をされていたといい、自宅で栗原さんが介護を続けた。「私があまりにも泣くので、泣くのは辛いからやめて」と言われていたといい、亡くなった後には3通もの栗原さんあての手紙が残されていたことも明かした。「戒名も、亡くなる衣装まで決めていた。強い人だった」「感謝の言葉がいっぱい書いてあった」と涙を浮かべながら振り返っていた。

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