金子恵美氏、桜を見る会に母と叔母同行 文化的功労は「ないです」「批判受けるのは当然」
元自民党議員の金子恵美氏が4日、TBS系「グッとラック!」に生出演し、総理大臣が行う「桜を見る会」に過去、母と叔母を連れて行ったことを認め「批判を受けるのは当然と思いますし、反省すべきところは反省しないといけない」と語った。
番組ではこれまでも連日取り上げている「桜を見る会」について特集。この日は現役の自民党議員にも話を聞いたインタビューも放送した。
スタジオには元自民党議員だった金子氏をゲストに迎え、「桜を見る会」についての意見を聞いた。金子氏は議員時代を振り返り「正直、議員にとっては『桜を見る会』は歴史ある行事ではあるが、あまり重きをおいていない、秘書マター」と、桜を見る会の位置づけを説明。
金子氏も過去には出席しているが、「私は派閥からの配慮という形で、2人1組で同行しても良いと言われていました」と告白。金子氏は誰を連れて行ったのかを聞かれ「母と叔母です」と答えた。
MCの立川志らくから「お母さんと叔母さんは、文化的功労があったかないかというと…」と聞かれると「ないです」と即答。
そして「ですので、その時に私は秘書マターと申し上げたのは、秘書から『派閥から2人ということで、誰か挙げて下さい』と。秘書から言われたのは『お世話になった人とか、後援会の人とか』と言われたが、私はその時は2人を連れて行きましたけど、こうして問題になって批判を受けるのは当然と思いますし、反省すべきところは反省しないといけない」と語った。
志らくは「当時は、そんなんでも、みんなそうだから大丈夫だと思ってしまったということですね。文化的功労というところは抜けていたと」と言うと、金子氏も「そういうところはありますね」と認めた。
最後に、国山ハセンアナウンサーが「(桜を見る会に行って)楽しかったですか?」「有意義なものでしたか?」と率直な質問が飛んだが、金子氏は「桜を愛でるのが主旨と思って行ったのですが、正直、入るまでに時間かかったり、ただなんとなく歩いて回っただけ。芸能界の方がいらっしゃるなという風に見ただけでそれ1回きりでした」とコメント。志らくは「楽しくなかったということ」と締めくくっていた。