小山明子 肺がん手術も元気に出席「大島渚賞」新設発表
映画界の若い才能を表彰する「大島渚賞」の新設が4日、都内で発表され、故大島渚監督の妻で女優の小山明子(84)が出席した。
小山は今年、脊柱管狭窄症の手術を受け、肺がんで片肺の3分の1を切除したことを先月、週刊現代で告白したが、元気に出席。七回忌の節目に同賞がスタートすることに「大島は若い才能が大好きで刺激をもらうのが大好きだった。この賞ができて喜んでいると思います」と語った。
また、「付き合い始めた頃に『世界に通用する監督になって君を海外に連れて行く』とラブレターをくれた。それを実行してくれました」と、のろけ話も飛び出していた。
同賞は劇場公開作3本程度の新人監督が対象で、賞金は100万円。坂本龍一(67)が審査委員長を務め、第1回授賞式は来年3月19日に行われる。