ＡＫＢ４８の峯岸みなみ（２７）が８日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で行われたグループの１４周年記念公演に出演し、グループからの卒業を発表した。

　峯岸は「私から発表があります」と切り出し、「私、峯岸みなみは、ＡＫＢ４８を卒業します」と、声をやや震わせながら表明。静まりかえる会場に、「止まっちゃうの？何か言ってほしかったんだけど」と笑いながらツッコんだ。

　峯岸は「ずっと悩んでいて、もう卒業してもいいんじゃないか、卒業したいなっていう時期もなかったわけではないですけど、すごくＡＫＢを好きでいられる時に卒業したいなと思いました」と説明。「ＡＫＢに甘えていた部分もあった。ここからは自分の力で頑張っていきたい」と誓った。卒業時期については、来年４月２日に横浜アリーナで行うグループのコンサートが最後の活動になるという。

　峯岸は２００５年１０月、ＡＫＢ４８の「オープニングメンバーオーディション」に合格。前田敦子（２８）、高橋みなみ（２８）、小嶋陽菜（３１）らとともに、１期生としてＡＫＢ４８のメンバー入りした。０８年には高橋、小嶋とともにユニット「ノースリーブス」を結成した。

　１７年４月に小嶋が卒業してからは最後の１期生として活動してきたが、ついにグループに別れを告げる決意をした。選抜総選挙は第１回から毎回参加し、第２回、第４回の１４位が最高位だった。

　１３年には、写真週刊誌に「お泊まりデート」をスクープされたことで、自ら髪を丸刈りにし、動画サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ」で謝罪。英ＢＢＣが取り上げるなど、国際的な話題となった。