宮川花子 血液のがん、症候性多発性骨髄腫を公表 回復めど立ちリハビリ

 漫才コンビ、宮川大助・花子が11日、大阪市内で会見を開き、6月25日から体調不良で休業していた宮川花子(65)が症候性多発性骨髄腫で化学療法を受けていたことを明らかにした。下半身を動かすことが不自由なため現在リハビリ中で、仕事復帰のめどは立っていない。

 車いすで出席した花子は「半年ぶりに病院の外へ出ました。しゃべるほうは大丈夫なんですが、車いすなので。まだ復帰のめどは立ってませんが、ある程度、回復のめどが立ったので会見することにしました」と説明した。

 同席した奈良県立医大付属病院・天野逸人氏によると、この病気は血液のがんの一種。今年6月に検査したところ、腫瘍が第2胸椎、第2、第5脊椎、右目の奥など数カ所見つかった。半年間の化学療法の結果、現在はほぼがん数値がなくなっているという。

 宮川大助(70)は「最初の診断で、余命半年と言われた。そこからのスタートです」と涙ながらに説明した。

 花子は1988年に胃がんを患ったが復帰している。

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