笠井信輔、フジ退社は「世代交代の波」痛感…「確実に出番が減ってきた」
今年9月にフジテレビを退社したフリーアナウンサーの笠井信輔が13日、フジテレビ系「ノンストップ!」に出演。フリーとなった経緯について「世代交代の波をひしひしと感じた」ことがきっかけだったと赤裸々に明かした。
番組では「男の“第二の人生”」について議論。10月からフリーとなり“第二の人生”に踏み出した笠井をゲストに迎え話を聞いた。
笠井はフリーを決意するまでの数年間は「世代交代の波、自分の持ち場が減ってきた」と痛感していたといい「『とくダネ!』を20年やって、確実に自分の出番が減ってくる」という現実に直面していたという。
もちろん「台本を書いたり、後輩の指導」といった、ベテランならではの仕事はあるが「(しゃべる)持ち場は減って、確実に世代交代がきているとひしひしと感じる」としみじみ語った。
笠井は、年を重ねれば第一線から外れていくことは「世の常」と理解しているが「もっとしゃべっていたい。となると、『とくダネ!』の枠、一定が終わってるなと自分で決断するしかない」と、自身で退社は決断したといい「かっこよく言えばコロンブス。しゃべりの新天地を探しに行こうと」と語った。
もちろん不安はあった。「最初は『とくダネ!』は続けたいと。安定はね。子供、高校生の三男がいるので」と、経済的な面でも不安はあったというが「最終的に『とくダネ!』は続けます、でもフリーになりますっていうのは、いやらしいと言われると思った。退路を断つ、丸裸で行くのを見せればどっかのプロデューサーが使ってくれるかと…」と、フリーになった際の心情を語っていた。