今田耕司 沢尻被告の薬物問題「それぞれ事情ある」 「一発アウト」の杉村太蔵と舌戦
タレント・今田耕司(53)が14日放送の読売テレビ「特盛!よしもと」に出演し、麻薬取締法違反で起訴された女優・沢尻エリカ(33)の問題に関連し、芸能人が薬物で逮捕された場合はテレビ出演すべきでないと主張する元衆院議員・杉村太蔵らと舌戦を繰り広げた。
杉村は芸能人の薬物違反について「一発アウト」とキッパリ。しかし今田は「(薬物の)怖さはいくらでも言いますやん。でも一発アウトと言い過ぎたら、世の中には明日(病院に)治療へ行こうと思ってても、一発アウトと言い過ぎたら、治療に行かんとこうかという人も生まれるわけよ」と、薬物治療をしようとする一般の人々が、通院をちゅうちょするのではと懸念した。
沢尻被告についても「まわりの環境もあるし、何がキッカケで(薬物を)始めるか分からん。彼女が何がキッカケで始めたか誰が分かるの?単にクラブで遊びでやったかどうか誰が分かる?違う彼氏に、これやってみ?めちゃ気持ち良くなると言われたかも分からん。人はそれぞれ理由、事情があるねん。それを一緒くたにしてはだめ」と力説した。
ほんこんが「あかんもんはあかんやん」と指摘すると、今田は「あかんからこれがあるやん。国がちゃんとやってる」と、裁判で刑が確定した場合はそれに従うと返答。「1人ずつ理由がある。もっとこの子の生い立ちとかさかのぼっていろいろ考えた時に、絶対になんか事情があるねん。だからやったから悪いって決めつけるのはちゃうと思う。人には理由があるの!」といつになく真剣な表情でまくしたて、会場からは拍手も起こった。
普段と違う雰囲気に、MCの月亭八光が「おあいそしといてもらっていいですか?」と締め、会場は再び笑い声に包まれた。