秋元康氏 レコ大大賞候補にプロデュース4組 史上最多「一翼担える光栄」

 「第61回日本レコード大賞」(主催・日本作曲家協会 TBS系、30日、後5・30)の表彰式が16日、都内で開かれ、優秀作品賞に輝いた10組のうち6組、新人賞4組らが出席した。大賞候補には、音楽プロデューサー・秋元康氏(61)が手がけるAKB48、乃木坂46、欅坂46、日向坂46の4グループが初めて集結。今年デビューで本来なら新人賞のはずの日向坂が加わったことで争いが激化しており、AKBグループ現役最年長の柏木由紀(28)にフレッシュさをアピールするなど、早くも火花を散らした。

 10年連続で優秀作品賞を獲得したAKB、3連覇を目指す乃木坂、初の大賞を狙う欅坂に勢いで殴り込んできた日向坂。昨年までの3グループに新人賞の域を超えた末っ子が加わり、例年以上に“身内”同士の大賞争いは激しさを増した。

 日向坂のキャプテン・佐々木久美(23)は、グループの強みについて「若いメンバーも多くて、フレッシュさでは負けない。センターの小坂(菜緒)は17歳なので」ときっぱり。目の前に立っていた柏木は、一回り近く年齢が離れていることを強調されて苦笑いしつつも「AKBは歴が長いです」とキャリアを武器に反発した。

 プロデュースする4グループが優秀作品賞に選ばれるのは、96年の小室哲哉氏(60)と17、18年の秋元氏自身を超えて史上最多。秋元氏はこの日、初めて表彰式に出席し「61回で私も61歳。20代で台本も書いています。レコード大賞の一翼を担えることは光栄」とあいさつした。

 乃木坂の松村沙友理(27)が「今回の楽曲のタイトルは『みんなで一緒に歌おう』の意味。この歌を歌うと、みんなで思いが通じていると思えるので、歌の“共鳴度”では負けない」と意気込めば、欅坂のキャプテン・菅井友香(24)も「坂道グループでは次女。『次女は気が強い』と言われるけど、楽曲の強さ、メッセージ性の強さはあると思う」と胸を張った。

 大賞の発表は30日。それぞれの武器を磨き上げた“チーム秋元”が、名だたるアーティストの中でさらに激しく主役を争って激突する。

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