囲碁担当記者らが選考する第37回日本囲碁ジャーナリストクラブ賞の授賞式は17日、都内の日本棋院で行われ、受賞した仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)は「今年は思ったより勝てた。来年は強くなれるように頑張ります」と話した。
記念品として好きなキャラクターがデザインされたスーツケースを受け取り、小学生らしい笑みを浮かべた。
同賞は囲碁界の発展に寄与した人物や団体などに贈られる。仲邑初段は4月、「英才枠」でプロ入り。史上最年少プロとして大きな注目を集めた。着実に勝ち星を積み上げて「英才枠」に恥じない活躍をしていることが評価されて選ばれた。通算成績は14勝7敗。