笠井アナ、東日本大震災の経験胸に闘病誓う「足し算の縁、引き算の縁」

 悪性リンパ腫であることを公表した元フジテレビの笠井信輔(56)が19日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演。病名は「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と公表し、医師からは生存率7割といわれたことも明かした。今後は入院し、抗がん剤治療を受けるが、かつて取材した東日本大震災の経験を胸に、病と立ち向かう決意を語った

 笠井は詳細な病名も公表し、体重減少、日々、痛みと戦っている体調も包み隠さず語った。笠井は病気の進行具合について、「中程度のスピードでアグレッシブなタイプと診断された。ちょっと強い抗がん剤治療が必要だねと」と医師から言われているとも明かし、4カ月の抗がん剤治療と2カ月の自宅療養が必要と言われていると説明した。

 最後に笠井は今後の闘病生活について「東日本大震災の取材の経験を今強く感じていることがある」と切り出し「足し算の縁、引き算の縁という自分なりの考え方」を思っていると明かした。

 東日本大震災の取材では、最初こそ亡くなった人、行方不明の人など「縁がなくなった人のことを引き算で話す」人が多かったというが、じょじょに「避難所で知り合った、病院で知り合った、ボランティアで知り合ったと足し算の縁を語る人が増えてきて。そういうことをいち早く語る人から復興の中心人物になっていった」という。

 笠井自身、病気告知後は仕事がなくなったとマイナスの思いしか浮かばなかったというが、「それはここから新たな出会いがあるはずなので、病院でも、あるいは様々なオンライン上の人とでも、この病気になったからこうなれたと気持ち切り替えて生きていこう、戦っていこうと。これは東日本大震災の被災者の方から学んだことです」と、気持ちを切り替え病と立ち向かう決意を示していた。

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