ＮＨＫは１９日、おおみそかの「第７０回ＮＨＫ紅白歌合戦」に、ラグビーワールドカップ日本代表選手と松任谷由実の出演が決まったと発表した。ユーミンはラグビーの名曲「ノーサイド」をテレビ初歌唱する。

　ラグビー日本代表はスペシャルゲストとして登場。稲垣啓太、姫野和樹、中島イシレリ、田村優、田中史朗ら１９人が出演予定。

　そしてユーミンが歌うのはもちろんラグビーを題材にした名曲「ノーサイド」。戦う選手を見守る女性の気持ちを歌った曲で、今でも幅広い年代に親しまれている。

　ユーミンは、実際にスコットランド戦を会場で応援するなど私生活でもラグビーの大ファン。堀江翔太とラジオで共演するなど選手との交流もある。１０月２７日に放送されたＮＨＫ「サンデースポーツ２０２０」でもラグビー日本代表の活躍を振り返るＶＴＲのＢＧＭとしてノーサイドが使われると、ＳＮＳなどで大反響があった。

　ユーミンはＮＨＫを通じ「先ずは、日本中に興奮と感動を与えてくれたラグビーワールドカップ日本代表の方々に、ひとりのファンとして、感謝の気持ちをお伝えしたいです。私自身、３５年前に作った『ノーサイド』という楽曲を、紅白という舞台で歌うことは想像もしていませんでしたが、お声をかけていただき、出演させていただくことになりました。当日はラグビーワールドカップ日本代表の選手の皆さん、そしてこれまで日本のラグビーを築いてきた全てのラガーマンに届くよう、勇姿を胸に歌いたいと思っています」とのコメントを発表した。

　ユーミンは昨年の紅白にも出演。ラストにはサザンオールスターズの桑田佳祐と“共演”し話題を呼んだ。