千葉真一、先輩・梅宮さんを偲ぶ「一生懸命、健康のことを考えてらっしゃった、残念」

 俳優の千葉真一(80)が19日、千葉市役所で行われた「千葉市健康大使」任命式に出席し、12日に死去した俳優・梅宮辰夫さんをしのんだ。

 梅宮さんは東映の先輩にあたるが、千葉は「人それぞれ環境があって、生き方も違うけれど、梅宮さんの場合は、かわいそうだったのは、若い頃から、体のあちこちに悪い所があって、僕らが30代のころから“辰ちゃん、大丈夫か?”“ああ、大丈夫”と言ってたんですよ」と当時を振り返った。

 さらに、千葉は「がん系を5回ぐらいやってらっしゃるんですよね。彼は彼なりの健康法で頑張ってきたから80まで生きられた。だけれど僕より先に逝ってしまった。年は同じなんですけど、期は一つ上で先輩なんです。残念でしょうがないんだけど、それも環境だっただろうかな。一生懸命、健康のことを考えてらっしゃたけど、本当に残念でした」と故人をしのんだ。

 同大使は同市の「100年を生きる。」キャンペーンの一環で、熊谷俊人市長(41)は千葉を指名した理由に「町を興した千葉一族と同じ名字を冠し、80歳を超えてなお活躍する姿をロールモデルに市民の健康を引っ張ってもらいたい」と挙げた。千葉は現在、小・中・高校時代を過ごした同県君津市に在住している。

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