高須院長「がんって割とハッピーな病気なんですよ」…子宮頸癌公表の古村比呂に語る

 高須クリニックの高須克弥院長が24日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、子宮頸がんと闘う女優の古村比呂と対談。高須院長自身もがんを公表しているが「別にどうってことない」「がんって割とハッピーな病気なんですよ」など、どこまでも前向きに発言し、古村を驚かせた。

 番組ではがんを公表している2人の対談を放送。古村は子宮頸がんの手術を受け昨年1月に「再々発」を公表している。一方の高須院長も14年に尿管、腎臓など複数カ所にがんが発覚し、昨年全身に散らばっていることも明かしている。

 高須院長はがんを宣告されたときの心境を聞かれ「別にどうってことない。虫歯になったとか白内障になったとかと一緒で、ただあるがままに現象を受け入れてるだけ。できものですから」とサラッと語り、古村も思わず「すっごい前向き」と驚いた。

 高須院長は「どっちみち死んじゃう。なるたけ面白い方がいい」という持論も語り「人生劇場で、自分がそこのスターと思えばいい。かっこいいとこ見せてやろうぜっていうのも楽しい」とも語った。

 がんと宣告されると、どうしても深刻にならざるを得ないが、高須院長は「初めからがんは辛い病気で、それを支えるために家族が支え合って、生まれ変わって…っていう型が決まっていて、それにはまらなきゃいかんと思っている」と、患者と患者家族の“型”を指摘し、「あるがままなら病気の一つですよ」とサラリと言ってのけた。

 がんになったことで人との出会いの感じ方も変化したといい「こいつと明日会えないかもしれない、と思うと一期一会がすごく楽しくなってくる」とも明かし「がんって、割とハッピーな病気なんですよ。みんな大事にしてくれるしね」と古村に語りかけていた。

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