松竹新喜劇俳優の小島慶四郎さんが死去 老衰、88歳
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松竹新喜劇俳優の小島慶四郎(こじま・けいしろう)さんが23日午後10時5分、老衰のため死去した。大阪松竹座が24日、発表した。88歳。大阪府出身。
通夜は25日午後6時から、葬儀・告別式は26日午後1時から、大阪市立葬祭場 やすらぎ天空館(大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-115)で。喪主は長男・小島慶一(こじま・けいいち)氏。
1931年12月19日生まれ。53年、かもめ座に入座。55年、新春座に入座。TVドラマ「花だらけの町」に出演しているところを二代目渋谷天外に見いだされ、60年に松竹新喜劇入団。軽妙な演技と味のある存在感で、藤山寛美の相手役をつとめ、劇団を幹部として支える。2016年に長年の功績が認められ、第51回大阪市市民表彰文化功労を受けた。今年1月の南座松竹新喜劇新春お年玉公演「裏町の友情」での焼き鳥屋高島役が最後の舞台となった。