西田敏行 故郷・福島の原発 県民にとって「大きな痛み」
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俳優の西田敏行(72)が26日、都内で、映画「風の電話」(来年1月24日公開)の完成披露試写会に登場した。
東日本大震災で甚大な被害を受けた、岩手・大槌町に実在する電話ボックスをモチーフにした物語。西田は、自身の出身地でもある福島に住む男性を演じた。
震災で浮き彫りとなった原発について「(県民にとって)心の大きな痛みになっている。そこを見過ごしては通れない」と説明。同作は台本がほぼない「即興芝居」を軸に作られただけに「あえて一生懸命、原発のことを話した」と心中を明かした。また主演のモトーラ世理奈(21)については「こんなに遠望する女優さんは初めて。すごい人が出てきた」と大絶賛した。