【The LDH Times】AKIRA記憶と心に残るPERFECT YEARに

 EXILE AKIRA(38)が、フルスロットルで令和初の年末年始を駆け抜ける。ソロプロジェクト「THE FOOL」の新作DVDをリリースしたばかりだが、2020年の「LDH PERFECT YEAR」へ向けて、大みそかはカウントダウンに出演。元日には、EXILEと兼任するEXILE THE SECONDの新曲を1枚に収めたシングルCDを発売し、新年の幕開けを飾る。

  ◇  ◇

 -新作DVDでSHOKICHIさんとコラボしてみて。

 「THE FOOLは表現者として挑戦の場とするために立ち上げました。今作は自分の世界観を音楽化したい、というところから始まって。これまでの生きざまを音楽にするとき、どういったスタイルがいいかなと考えるとパンクロックだったんですよね。土くささ、貪欲さを表すには。この世界観を作れるのは誰かというと、SECONDでもクリエーティブな場面に携わってきたSHOKICHIが浮かびました」

 -大みそかのカウントダウンへ向けては。

 「LDH総出でリハーサルしてると、これだけのアーティストがEXILE TRIBEの中にいるんだって、改めてビックリしました。自分たちで言うのもなんですが、圧巻のステージ。世代によって表現、伝えるメッセージも違いますし。それぞれのグループがカウントダウンライブの経験を持ち帰って、来年に生かすと思います」

 -EXILE「愛のために~for love,for a child~」とSECOND「瞬間エターナル」を収めた新曲シングルの聞きどころは。

 「SECOND6人は全員EXILEメンバーですし、EXILEがお届けする両面を楽しんでもらえるんじゃないかな。SECONDはEXILE活動休止中に『for EXILE』の精神で頑張ってきて、18年に再始動を迎えたときにメンバーに『SECONDがつないでくれた』と言ってもらえて。だから個人的には、SECONDがEXILEのCDジャケットに写ってるのが感慨深かったです」

 -PERFECT YEARはまず、EXILEの単独ライブで盛り上げることになりそうですが。

 「カウントダウンはとにかくお祭り。いい意味のカオス状態で、全部入りのラーメンのように(笑)。単独ライブは今のEXILEがお届けするメッセージがしっかり詰まった内容になってます。『愛のために』というテーマ性も全体を通して組み込まれて。21年はデビュー20周年でもありますから、そこを見すえて選曲のバランスも考えました。PERFECT YEARは後輩たちにとっても、飛躍の年になれば。とにかく皆さんの記憶と心に残るエンターテインメントをお届けできたら」

 -今年、海外に移住してプラスに感じてる部分は。

 「表現の学びや自分の蓄えに時間を使う中で、いろんなきっかけも求めて、日々を過ごしてました。ものすごく刺激と出会いがありました。大きな成果が出ているかというと、まだまだ準備段階。継続していくことによって、個人として切り開けることがあるなと感じました」

 -リン・チーリンさんとの結婚も今年の大きな出来事ですよね。

 「結婚って、人を成長させてくれるものだと思いましたね。自分の中で決断し、家族を持ったことは大きな一歩で、新しい人生のスタートということも感じました。僕はここ15年はLDH生活ですが、お互いの考え方であったりをすりあわせたときに、固定概念がなくなってきて、視野を広く見てみようと思うきっかけにもなりました」

 -定番ですが、今年を一文字で表すと。

 「『実』ですかね。蓄えからスタートし、多くの実りがあった年なので。海外進出や結婚も含めて。来年も大豊作になればいいですね」

 -2020年の目標は。

 「さらに磨きをかけて世界に挑戦したいですし、立場的にTRIBEをもっとつなげていく役目もあるのかなと思います。東京五輪もいいタイミングで、僕らにも意味がある。数年前は世界の壁に歯が立たなかったのに、今は日本人、アジア人が世界で活躍できる時代。スポーツもそうですが、(三代目JSBの)直己のようにアジア人がハリウッド作品に出演する機会も増えてますし。メイド・イン・ジャパンの精神で世界に勝負していきたいです」

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