藤井七段、今年最終対局の力メシは豚肉天ぷら入った「珍豚美人」
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が27日、大阪市の関西将棋会館で行われた王位戦予選第7ブロック決勝で斎藤慎太郎七段(26)と今年最後となる対局に臨んだ。
先手となった藤井七段は飛車先の歩を突き、斎藤七段も同じく飛車先の歩を突いた。藤井七段は公式戦で過去2戦2敗の斎藤七段に勝利すれば、王位戦の挑戦者決定リーグに初進出する。ランチには両者とも会館1階にある「レストランイレブン」の豚肉の天ぷらがメーンの「珍豚美人(ちんとんしゃん)」(900円)を注文。長期戦に備えてパワーを蓄えた。
今年もこれまで46勝12敗と変わらぬ強さを示した藤井七段は先日、再来年の高校卒業後は大学へ進学せず、将棋に専念する考えを明かした。また、来春発売のNintendo Switch用ゲームソフト「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」の監修をするなど、幅を広げている。