松竹新喜劇の最長老、高田次郎（８８）が２７日、京都・南座で「初笑い　松竹新喜劇　新春お年玉公演」（２０２０年１月１日～８日）の同劇場正面玄関の一文字看板をお披露目した。

　同看板は京都造形芸術大学と、松竹・南座との産官学連携プロジェクトの一環。美術工芸学科の山本太郎准教授が指導し、２６人の学生が約１カ月半かけて作った。

　看板を見た高田は「すばらしい！文句のつけようがない！」と絶賛。「松竹梅もあって、干支のねずみも描かれて、おめでたいですね。これで元日からの公演も成功間違いなしですね！」と満面の笑みを浮かべていた。

　また学生代表の諸優衣香さんから「お正月なので『おめでたい雰囲気の看板』をデザインしました。お正月からの公演、頑張って下さい」と説明されると、さらに笑顔の高田。７０歳年下の女子大生と、がっちりと握手を交わしていた。