嵐&米津玄師 飲みニケーション コラボ曲「カイト」制作時に意気投合
大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(総合、後7・15)のリハーサル2日目が29日、会場となる東京・渋谷のNHKホールで行われた。大トリを務める嵐が参加し、本番で初披露するNHK2020ソング「カイト」を手掛けたシンガー・ソングライターの米津玄師(28)との“秘話”を披露した。
大みそかに実現する奇跡のコラボに、5人は期待感をあおった。国民的アイドルと、「Lemon」「馬と鹿」「パプリカ」などで席巻する音楽業界屈指のヒットメーカーとの化学反応。「カイト」の作詞作曲を手掛けた米津との、楽曲誕生エピソードが明かされた。
「めちゃいい曲。まだ僕らしか聞いていない、誰も聞いていない曲。米津君らしい曲になってる」と松本潤(36)。櫻井翔(37)は「一生の宝になりそうな映像です」と、胸の高鳴りをかき立てた。
松本によると、米津は、嵐が歌うことをイメージして曲を制作したという。実際に5人は、米津と食事をともにし、酒も酌み交わした。意気投合し、「後半、全然覚えていません」と二宮和也(36)が苦笑い交じりに明かすほど。米津とメンバーは、それぞれが好きな趣味やアートの話題で盛り上がり、そのエッセンスを米津が織り交ぜ、夢の一曲が誕生した。
また、米津自身も、「カイト」を初披露するコーナーに“登場”することが決まった。昨年の米津は「Lemon」を徳島・大塚国際美術館からの中継で歌を届けたが、今年は歌唱はせずに「カイト」への思いをVTRで語る予定。
紅白本編では2年連続で大トリを務める嵐。この日のリハーサルでは、デビュー曲「A・RA・SHI」、11月3日にデジタル配信された「Turning Up」の2曲を歌唱し、入念に打ち合わせた。
来年いっぱいでの活動休止が決まっている嵐にとって、残された時間は1年。忘れられないイヤーとなるであろう2020年が間近に迫る中、コラボとグループで全力の感動を届ける。