BEYOOOOONDS レコ大新人賞に感無量 高瀬くるみ「賞に恥じないように」
「第61回日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の最終審査会が30日、都内で開かれ、平均年齢11・2歳の男女5人組ユニット「Foorin(フーリン)」が「パプリカ」で史上最年少の大賞に輝いた。最年少のちせ(9)ら小学生の大賞は初。最優秀新人賞はハロー!プロジェクトの12人組アイドル・BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)が選ばれた。7月に87歳で死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長に特別音楽文化賞が贈られ、事務所の“長男”近藤真彦(55)が代理出席した。
プレゼンターの元ラグビー日本代表・廣瀬俊朗(36)から名前が読み上げられると、メンバーたちは手で顔を覆った。感極まりながら、デビューシングル「眼鏡の男の子」を熱唱。芝居パートから始まるユニークな楽曲を感激と共に届けた。
一生に一度の勲章にリーダー・高瀬くるみ(20)は「憧れだったのですごくうれしいですし、私たちをを応援してくださった方や支えてくださった方、家族、BEYOOOOONDSに関わってくださる全ての方にいち早く伝えたい」と、感無量の表情で語った。
今年8月7日にメジャーデビュー。ハロー!プロジェクトでは令和初のデビューで、最優秀新人賞はハロプロ6組目の戴冠だ。
グループ名は「~を超えて」という意味を表す「Beyond」にちなみ、未来へ大きくビヨーンと伸びていってほしい、という願いが込められている。高瀬は「私たちの色を少しでも出していけたらうれしい。これからもこの賞に恥じないように成長していきたい」と誓っていた。