ジャニーさんに特別音楽文化賞 マッチ「これからも“ユーやっちゃいなよ”の精神で」
「第61回日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の最終審査会が30日、都内で開かれ、平均年齢11・2歳の男女5人組ユニット「Foorin(フーリン)」が「パプリカ」で史上最年少の大賞に輝いた。最年少のちせ(9)ら小学生の大賞は初。最優秀新人賞はハロー!プロジェクトの12人組アイドル・BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)が選ばれた。7月に87歳で死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長に特別音楽文化賞が贈られ、事務所の“長男”近藤真彦(55)が代理出席した。
ジャニーさんの生前の功績をたたえて特別音楽文化賞が贈られた。近藤は「僕にとって恩人で、ジャニーさんがいなかったら今の僕はいない。僕だけでなく後輩たち全員がそう思っている」としみじみ。87年に「愚か者」でレコード大賞を受賞したことを「事務所が一丸となって取りに行った賞。ジャニーさんも喜んでいたはず」と懐かしんだ。
近藤は、のどの痛みなどの体調不良を訴えて23~25日のディナーショー計5公演が中止となっていたが、元気な姿で恩師の代理を務めた。ジャニーズ事務所の“長男坊”は「これからも“ユーやっちゃいなよ”の精神で頑張って行きたい」と話していた。