NHK会長 紅白個人的に楽しみなのは…東京五輪絡みで嵐とFoorin
NHKの上田良一会長(70)が31日、第70回紅白歌合戦を前に、恒例の大みそかの囲み取材に応じた。
上田会長は「今年は70回目の紅白、節目であり、令和になって初めての紅白。無事に終わってくれることを祈るばかりです。皆さんの心に思い出に残る紅白であってほしい」とあいさつ。視聴率の予想を、と話題を振られると、「特に予想はしてないですが、みんなが楽しんで頂いて、何かしら、紅白を通して心の中でひとつの思い出となってもらえたらいいなと思う。歌ってそういう力がある」と話した。
個人的に紅白で楽しみにしているアーティストや楽曲として、30日に「パプリカ」でレコード大賞を獲得したFoorinと、米津玄師が作詞作曲を手掛け嵐が歌唱する「カイト」を挙げた。
いずれも米津がプロデュースした来年の東京五輪の応援ソングでもあるが、上田会長は「パプリカは孫も踊ってるし、カイトは今日初めてかな。活躍するアスリートの皆さんへのリスペクトを標語にオリンピック・パラリンピックを応援していきますが、(2曲を)みんなが口ずさんで応援歌になってくれればなと思います」と期待を込めた。