紅白視聴率 第2部はワースト更新の37・3%
昨年大晦日に放送されたNHK「第70回NHK紅白歌合戦」の世帯平均視聴率が、1部が34・7%、2部が37・3%だったことが2日、分かった。関西地区は1部で31・9%、2部で36・2%。(数字はビデオリサーチ日報調べ)
平成最後となった一昨年の紅白は、米津玄師、サザンオールスターズらの出演などもあり盛り上がりを見せ、1部は37・7%、2部は41・5%だったが、昨年は一昨年よりもダウン。1部で3ポイント、2部で4・2ポイントのダウンとなった。
2部の37・3%は記録が残る62年以降ではワースト。これまでの2部のワーストは15年の39・2%だった。また関西地区の36・2%も、同地区ではワーストだった。
NHKの紅白歌合戦の実施本部長・二谷裕真氏は同局を通じ「令和初となった第70回黄白歌合戦は、内村光良さん、綾瀬はるかさん、櫻井翔さんの司会陣3人が新しい国立競技場に立ち、2020年に向けて期待感いっぱいにスタートしました」「予想通り、節目の紅白にとって最強の司会陣だったと思います」と3人を評価。「夢を歌おう」というテーマで4年にわたって行ってきたことにも「歌の力でたくさんの夢を応援することが出来たと自負しています」などのコメントを発表した。