北島三郎 紅白での“紙吹雪事件”真相語る「紙3枚くらい食べた」
歌手の北島三郎が4日、TBS系「サワコの朝」に出演し、今や伝説となっている紅白歌合戦での“紙吹雪吸い込み事件”の真相を語った。
番組では、1981年の「第32回紅白歌合戦」の映像を流した。着物姿で歌唱中の北島に大量の紙吹雪が降り、それが口や鼻にまとわりつく映像を流した。北島は映像を見ながら「ヤギと間違って紙食ってる!」と苦笑い。
MCのエッセイスト・阿川佐和子が「あれは歌いにくいものでしょう?」と単刀直入に聞くと、北島は「あれ、紙3枚くらい食いましたけどね。扇風機の音がうるさくてね。ガーッと回すものですから。でもあそこへ出るときょうは決めなきゃ決めなきゃと」と、実際に紙を口に入れながらも歌手魂で歌いきったことを振り返った。
この“紙吹雪事件”は40年近くたった現在でも語りぐさとなっており、昨年大みそかの「第70回紅白歌合戦」では、ビートたけしが紅白への「感謝状」として当時の様子を読み上げていた。