SixTONES万感唱 デビュー目前Jr.で最後のツアー開幕

 ジャニーズJr.の人気ユニット・SixTONESの全国アリーナツアー「TrackONE-IMPACT-」が4日、横浜アリーナで初日を迎えた。今月22日にYOSHIKIプロデュースのシングル「Imitation Rain」でCDデビューを果たす6人は、同会場での7日までの計7公演がJr.としてのラスト舞台。公演本編の最後には、メンバーそれぞれがデビューまでの道のりを振り返り、「Imitation-」を号泣しながら熱唱した。

 会場は静まりかえった。デビュー曲「Imitation-」の歌唱前。6人が人知れず抱いていた胸の内を録音した音声が流された。「正直、デビューなんてできないと思ってた。粘って粘ってジャニーズを続けてきた。デビューしてない焦りしかなかった。目の前の皆さんが応援し続けてきてくれたから、今のSixTONESがある」。ジェシー(23)の言葉が心を打った。

 Jr.卒業を目前に控えた今公演。リハーサルを終えた3日、「彼らは今まで、そういう思いを隠して語ってこなかったから」とジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏(37)の提案もあり、普段はクールなメンバーの知られざる思いを声に乗せようと、急きょ録音を実施。後輩グループにデビューを越される悔しさも味わい、紆余曲折を経てデビューをつかみ取った6人が、とめどなくあふれる涙をぬぐいながら、記念すべき曲を歌い上げた。

 いよいよ悲願のデビューが間近に迫る。昨年の大みそかには、故ジャニー喜多川前社長の追悼企画として紅白歌合戦に出演。Snow Manとともにパフォーマンスを繰り広げ、「自分たちの曲で紅白の舞台に立ちたい」とあこがれをより一層強くした。ジェシーは「YOSHIKIさんのピアノで、僕らがパフォーマンスするということが紅白でできたらいいなと思っています」と夢を膨らませた。

 近い将来の海外進出も目標としている。それぞれが英語も勉強し、滝沢副社長もYOSHIKIの後押しを受けながら、夢実現へ惜しみなくプロデュースしていく。ジェシーは「人生、未来に何があるか分からないけど、ひとつになれば大丈夫。この6人についてきてほしい」と限りない未来に向け呼びかけた。

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