昨年、続けて不倫を報じられた千原せいじが４日、フジテレビ系で放送された「さんまのお笑い向上委員会」に出演。３児の母である「クワバタオハラ」のくわばたりえから説教された。せいじは昨年５月と１１月に別々の女性との不倫が週刊誌で報じられた。

　新年１発目の放送となるこの日の番組冒頭、ＭＣの明石家さんまが「アイツ来とんねん、またー」などと笑いながらせいじをイジり、「ああいうことがあって、深く反省しとんねんな？！」とフォロー。せいじが立ち上がり、背筋を伸ばして「もちろんす！」と答え、スタジオは笑いに包まれた。しかし、くわばたは「普通、反省する人、帽子取るんじゃないですか！おかしいですよね」と帽子をかぶったままのせいじにお怒りモード。せいじは「はいっ！おっしゃる通りです」と反省した。

　すると、くわばたは「１回目（の不倫報道）の時も、絶対分かるじゃないですか、子供も奥さんも悲しい思いしてんの。それをちょっとおもしろおかしく、丸く収まったからって、調子乗って」と他のタレントとは違い、不倫報道を笑いで乗り切ったせいじに納得がいかない様子。「新年早々、先輩がまたおもしろおかしくやる（イジる）から。だから嫌やねん、吉本！だから、去年（闇営業で）大変やったやろ！自分で自分の首絞めてるんですよ、全員で」と、不倫報道の後輩（せいじ）を笑いでフォローするさんまへの怒りから、吉本への怒りをぶちまけた。

　さんまは「すいません。吉本の悪い所」と反省しきりだった。