志らく 「笑点」批判後、新幹線でメンバーに囲まれた「誰も口きいてくれない」

 落語家の立川志らくが5日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」に出演し、六代目三遊亭円楽の計らいに涙したエピソードを打ち明けた。

 「落語家で友達がいねえんだよ」という志らくに、共に出演した春風亭一之輔が「これはホントです。意見とかね、本で書くこともすごい急進的なとんがったことを書かれるんですよ。二つ目の頃から。ウチの協会(落語協会)の噺家、先輩みんな(志らくを)嫌いですから」と暴露した。

 志らくは「『笑点』のことを、ボロクソに本に書いたんだよ。いつまで座布団の取りっこしてるんだ、この連中はって。そしたら『笑点』のスタッフも怒るしね、『笑点』のメンバーもなんだあの野郎、生意気だって」と、日本テレビ系の人気演芸番組「笑点」を敵に回したことを回想。

 「笑点」批判の結果、「そしたら新幹線で一緒になっちゃったことがある。それもこまち号だから狭いんだよ、グリーンで。もう私座った周り全員、『笑点』メンバーですよ」という、気まずすぎる雰囲気になった。

 それを救ってくれたのが円楽で「誰も口きいてくれないんだけども、円楽師匠が、おいしいパンをね、もらってきたから、みんなに配り始めた。そしたら最後に『おい志らく、お前にもやるよ』」と、気配りで志らくをフォロー。志らくは「私は泣いた。悪口言ってごめんなさい」と、反省したという。

 そんな志らくに、ハライチ・澤部佑と一之輔は「勝手に自分でとがって悪口言って」(澤部)、「孤立して、でパンもらって泣くっていう。どんだけ独り相撲なんですか」(一之輔)と、リレーでツッコんでいた。

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